「仕事は楽しくないもの」「お金を稼ぐための手立て」など、仕事自体に義務感を抱いていると毎日の通勤や勤労が苦痛に思えるようになります。仕事は楽しくないという意識が当たり前のものになってしまえば、気づかぬうちにメンタル面の不調に陥ってしまう可能性もあるでしょう。また、思わぬミスや事故につながる可能性も否めません。

仕事はもちろん楽しくない部分があると感じる場合もあるでしょう。上司や取引先との折衝やクレーム対応など、嫌だと思う部分も少なからず出てくるものです。それでもやりがいを感じられれば「楽しくない」という当たり前の部分が払拭されるはずです。
単純に「楽しくない、つまらない」という気持ちだけを切り取るのではなく、今の仕事にやりがいがあるかも合わせて考えることが大切です。やりがいが見いだせれば、「楽しい仕事に変えるための創意工夫」が生まれます。

今の仕事にやりがいが感じられず、楽しさを見いだせないと感じているなら、その仕事は向いていないのかもしれません。この仕事が好きだと前向きな気持ちを持てるのならば問題はないでしょう。憂鬱な気持ちが先行しているなら、早い段階で転職を検討するとよいかもしれません。
ただし、急いで転職先を決めることは避けましょう。職場見学やインターン体験などを通じて転職先を吟味することや、自分の指向と適職を検討したうえで業種や職種を絞り込むことが大切です。
専任アドバイザーが在籍する転職エージェントなどを活用すれば、「楽しいと感じられる仕事」「毎日気持ちよく過ごせる職場」に出会いやすいでしょう。